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[時速400キロ、世界最速のスポーツ]

バドミントンのスマッシュは時速400キロを超え、人力で行うスポーツの中で最も速いことが知られている。2013年にタン・ブンホン選手が出したのはなんと493キロ!これはバドミントンとして最速であるだけでなくすべてのスポーツの最速としてギネス世界記録に認定されている。野球のメジャーリーグ記録はA・チャップマン投手の169キロ、テニスの最速、サム・グロス選手の263キロと比べてもそのすごさが際立つ。ただしバドミントンは初速と終速の差が大きいこともまた特徴で、終速は半分以下に落ちるとされている。

[バドミントンに縁あり]

監督のデレク・クォックは小さいころからバドミントンに親しんでいたことと、バドミントンを題材にした映画がまだ無いということからこの企画をスタートさせた。ジョシー・ホーは女優になる前になんとカナダの陸軍士官学校に留学していたことがあるが、バドミントンで賞を受賞したほどの腕前であったという。彼女が賛同しプロデューサー兼出演をすることになった。イーキン・チェンも左右どちらでも打てるほどの腕前で、2013年に結婚したヨーヨー・モンとはバドミントンが縁になったとか。

[美人プレーヤー]

本作には2人の世界的プレーヤーが出演している。1人は中国の男子バドミントン選手・鮑春來(バオ・チュンライ)。現在は引退しているがかつて世界ランキング1位まで上り詰めた選手。王琳(ワン・リン)選手も中国ではルックスも実力もあると人気の女子選手。彼女も世界ランキング1位を記録し2010年の世界選手権では金メダルにも輝いたスーパースターだ。そういえば、日本にも美しいアスリートとして人気の高かったオグシオ・ペアも活躍していたが、バドミントンは美人が多い?

[バドミントンの起源]

バドミントンのルーツは諸説ある。一番有力とされているのが、1820年代にイギリスの植民地時代のインドのプーナというところで行われていた遊びをイギリスに持ち帰ったのが始まりという説だ。1870年代にイングランド(イギリス)のグロスターシャー州のバドミントン・ハウス(村)でさかんに行われていたことからそのように呼ばれるようになったとされる。本作中でチッ師匠がまことしやかにバドミントン誕生の秘話を語るシーンがあるが、「1870年の夏のこと」というのはおそらく上記のエピソードを意識しているものと思われる。微妙に虚飾を織り交ぜるあたりがさすが嘘つき師匠!

[ルール]

バドミントンのゲームは21点先取の3セットマッチで行われる。各ゲームどちらかの点数が11点に達した時は60秒以内、ゲームとゲームの間には120秒以内のインターバルがある。この時間内に各ペアはコートチェンジをしないといけないのだが、もしコートに戻れなかった場合は本当に失格になってしまう。また、TV局主催トーナメントの最初の試合で、サウがサービスをフォルトする場面があるが、あれはシャトルをウェストより下で打たなければいけないところを、ウェストの上で打ってしまったためである。本作は荒唐無稽なスポーツものに見えて、意外にも細かいルールにちゃんと則っているのである。